SSHについて

FileShelf Plus には Telnet と Ftp が実装されていますが、これらのプロトコルは転送文字が平文でネットワークを流れてしまうため、盗聴やなりすましなどの危険性がありました。特に最新では、ネットワークの脅威が高まり、一部のプロパイダーでは、サーバへのアクセス時にSSHしか許可しないないなどの対策がとられています。また、ユーザーからのご要望もあり、FileSHelf Plus にSSHプロトコルを導入いたしました。
SSHはTelnetに替わるセキュアなプロトコルで、暗号化通信を行うため防御力を高めることができます。また、SFTPはSSHのサブシステムであり、Ftpに替わるセキュアなプロトコルです。こちらも暗号化通信を行います。
FileShelf Plus バージョン3 では、Telnet接続プロパティの[プロトコル]コンボボックスで、[SSH1]または[SSH2]を選択することにより、SSH通信ができるようになります。[プロトコル]コンボボックスで[Telnet]を選べば、これまで通りのTelnet通信もできます。また、Ftp接続プロパティの[サーバータイプ]コンボボックスで[SFTP(SSHFTP)]を選択することにより、SFTPによる通信ができるようになります。こちらも、これまで通りのFTPもできます。
SSH, SFTPともに認証方法がパスワード認証 ([認証方法]コンボボックスで [Password] を選択) の場合は、TelnetやFtpと同様の設定でご使用いただけます。認証方式が公開鍵認証([認証方法]コンボボックスで [PublicKey] を選択) の場合は、サーバ管理者より秘密鍵を入手してください。秘密鍵ファイルは FileShelf Plus のインストール先フォルダに置き、そのファイル名を[認証のためのプライベートキーファイル]に設定してください。FileShelf Plus では、以下の秘密鍵に対応しています。

RSA秘密鍵 (OpenSSHスタイル)
DSA秘密鍵 (OpenSSHスタイル)
RSA秘密鍵 (SSH.COMスタイル)
DSA秘密鍵 (SSH.COMスタイル)